3.11で流された船、ハワイから帰還

5年前の東日本大震災では、津波によって多くが海へと流された。何年か前に、流されたサッカーボールが持ち主に還されたというニュースがあったが、5年という節目には、とある船が還ってきたという。
11日、宮城県水産高校の実習船「宮城丸」が、震災によってハワイのオアフ島に漂着した小型漁船を載せて石巻港に帰還したそうだ。
 津波で流された小型船は、「第二勝丸」という漁船。石巻市雄勝町の故伊藤恭一さんが使用していた船で、昨年5月にオアフ島の浜辺で見つかり、ハワイ在住の日本人を通じて連絡があったという。
宮城丸は2ヶ月ほどハワイ沖での操業実習をしたあと、震災5年に合わせた11日に石巻港に第二勝丸を載せて帰還した。
こういうニュースを見ると、今でも海上に漂う被災地の物のことを考えてしまう。壊れて海底に沈んでいくもののほうが多いのだろう。手元に還ってくるのは奇跡と言える。