呪いのカーネル像

1985年の阪神優勝時に、阪神ファンに胴上げされた末に大阪・道頓堀川に投げ込まれ、2009年に24年ぶりに発見されたケンタッキーフライドチキンの「カーネル・サンダース像」が”本社要職”に就く出世を果たしていた。85年以降、阪神が優勝から遠ざかっている原因として囁かれていた「「カーネル像の呪い」の呪縛がついに解ける時が来たのだろうか。

これまで”勤務”していた阪神甲子園店から東京へ栄転し、現在は”本社勤務”となり社内に設置され、来賓・来客を出迎える重要任務に就いている。社会見学の学生にも好評で、湿度や保管状態にも気を配り、大切に扱われる好待遇を受けているそうだ。

このカーネル像は85年当時、大阪・道頓堀店に設置されていたところ優勝フィーバーに巻き込まれ、当時の主砲・ランディ・バースに似ているということから阪神ファンたちに胴上げされ、そのまま道頓堀川に落とされ、行方不明となった。その後大阪市の川底清掃や名物番組「探偵!ナイトスクープ」での捜索でも見つからず、09年に水扁工事中の工事関係者によって発見された。それでも阪神の不遇は続き、修復作業やお祓いも行われ、甲子園球場近くのKFC阪神甲子園店の店内に設置された。

多数くあるカーネル・サンダース像の中でも、ここまで波乱万丈な人生(?)を送った像もなかなかないだろう。